【ドバイ=村山祐介】ペルシャ湾岸の産油国クウェートの首都クウェート市中心部で21日夜、数万人規模の反政府デモがあり、警官隊と衝突した。AFP通信は目撃者らの話として、参加者約100人と警官11人が負傷したと伝えた。
デモは、12月1日予定の国会議員選挙に向けて、サバハ首長が選挙制度の変更を命じたことに反発した反政府側が呼びかけていた。
同通信などによると、市内各所に集まったデモ隊が首長の宮殿に向けて行進を始めたところ、警官隊が催涙弾やゴム弾、爆発音のする特殊弾などで鎮圧し、重傷者を含む多数が救急車で運ばれた。反政府側の元議員を含む十数人が逮捕されたとの情報もある。一方、クウェート国営通信によると、内務省はデモ隊の投石により警官が負傷したと発表した。