韓国の脱北者団体などが22日、北朝鮮批判のビラ散布を韓国政府にいったん阻止されたものの、別の場所で決行した。韓国政府は北朝鮮軍による「報復攻撃の兆候」を散布阻止の理由に挙げており、決行されたことで北朝鮮側がどう出てくるか注視している。
脱北者団体はこの日午前に、南北の軍事境界線に近い京畿道坡州市の臨津閣からビラを風船で北朝鮮側に飛ばす予定だったが、警官隊が道路を封鎖して阻止した。これに団体側は強く反発し、同日夜に臨津閣より西にある江華島から散布に踏み切った。
北朝鮮軍が19日にビラ散布への攻撃を通告すると、韓国政府は団体側に自制を求める一方で、強制的にやめさせるのは難しいとの立場だった。だが、北朝鮮軍の前線でいくつかの兆候が見られたため、万が一の事態を防ぐために阻止を決めたという。