【ボカラトン〈米フロリダ州〉=望月洋嗣、伊藤宏】11月6日の米大統領選に向け、民主党のオバマ大統領と共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事による3回目の討論会が22日夜(日本時間23日午前)、フロリダ州ボカラトンで開かれた。オバマ氏は外交上の実績を訴えて、論戦を優位に進めた。
外交・安全保障が主要テーマの今回が、最後の討論会。終了直後の米CNNテレビの調査では、オバマ氏を優勢とした人は48%、ロムニー氏は40%。ただ、「米軍の最高司令官として職務が果たせるか」という質問ではオバマ氏の63%に対し、ロムニー氏も60%とほぼ並んだ。両者接戦のまま選挙戦最終盤にもつれ込むことになりそうだ。
オバマ氏は、16日の2回目の討論会に続き、攻撃的な姿勢が目立った。ロシアを敵視するロムニー氏の外交姿勢を「1980年代の外交政策を導入したいようだ」と批判。中東政策でも、ロムニー氏がイラクでの米軍駐留継続を求めたことを指摘し、「米国を強くするための処方箋(せん)ではない」と切り捨てた。