【北京=香取啓介】中国の李克強(リーコーチアン)副首相は23日、訪中している米国のアーミテージ元国務副長官やハーバード大のナイ教授ら元政権幹部と北京で会談し、尖閣問題で改めて中国の立場を表明した。国営新華社通信が伝えた。
李副首相は「新しい大国関係の道を探り、発展を続けていこう」と呼びかけ、米国にハイテク製品の輸出規制を緩和し、中国企業の米国での投資に対する不合理な制限をなくすことなどを求めた。米側は「民主党であれ共和党であれ、米中関係を発展させることを支持する」と答えた。
尖閣問題について李副首相は、中国側の「厳粛な立場」を述べ、「国際社会は第2次世界大戦の勝利の成果と戦後の国際秩序をともに守っていかなければならない」と強調した。新華社はこれに対する米側の反応を伝えていない。