【ロンドン=沢村亙、伊東和貴】英BBCの人気司会者だった故ジミー・サビル氏が40年以上にわたって障害がある子供らに性的暴行を重ねていた疑惑を巡り、BBCのエントウィッスル会長は23日、英下院の文化・メディア・スポーツ特別委員会に出席し、「BBC内部の文化に問題がなければ起こりえなかった」と証言した。
今回の疑惑が、サビル氏個人の問題にとどまらないことを、会長自ら認めた発言だ。
エントウィッスル氏は「極めて深刻な問題。ずっと発覚しなかったことは嫌悪感をもって振り返ることしかできない」と説明し、疑惑が「BBCの信頼と評判に疑問を投げかけている」と認めた。犯行当時、子供らへの性的虐待が局内で横行していた可能性を問われると、「まだ事態をきちんと把握できていない」と述べるにとどめた。