【トリノ=石田博士】イタリアのベルルスコーニ前首相(76)が24日、自身の今後について「首相を目指さない」と明言した。自らがつくった中道右派の党「自由の国民」の党首を退き、後継者を選ぶ党首選を12月16日に行うよう提案した。
前首相は昨年11月の退陣後も、自らの進退については言を左右にしてきた。その都度「返り咲きをもくろんでいる」と評してきたイタリアメディアも、今回は「一時代の終わり」と大きく報じている。
ベルルスコーニ氏はこの日、来春に予定される次期総選挙について「実際にプレーしてゴールを決める若者のわきにいることにする」と述べた。「私の筋肉も感覚もまだ元気だが、役割は若い人へのアドバイスだ」とも話した。