【北京=香取啓介】失脚した中国共産党の重慶市委員会前書記、薄熙来(ポーシーライ)氏への処分に異議を唱える書簡を全国人民代表大会(全人代)に送った保守系グループの一人、李成瑞氏(90)が朝日新聞の取材に応じた。
李氏は李先念・元国家主席の秘書や国家統計局長を歴任した毛沢東思想を重視する左派(保守派)の理論家。薄氏の保守的な政策や手法について「賛否があり意見は一つでない。ただ、多くの人は彼に同情している」と指摘。薄氏の失脚後、80以上のサイトが閉鎖されたとし、「様々な意見を発表する権利があるのに、当局はそれを奪った。憲法に違反する行為だ」と述べた。