【ニューヨーク=中井大助、畑中徹】大型のハリケーン「サンディ」は29日夕(日本時間30日朝)、強い勢力を維持したまま温帯低気圧に変化し、午後8時(同30日午前9時)ごろニュージャージー州南部に上陸した。AP通信によると、これまでに全米で13人、カナダで1人の死亡が確認された。
ニューヨーク証券取引所とナスダック市場は、29日に続き30日の取引も終日中止する。証券取引所を運営する米NYSEユーロネクストによると、天候が理由で取引が複数日にわたり停止されるのは、1888年3月12〜13日の大吹雪以来のこと。近年、複数日にわたり取引をやめたのは、2001年9月の同時多発テロ時がある。
東海岸は広範囲な停電が起き、交通網もストップするなど、大混乱が続いている。これまでに、少なくとも50万人に避難命令が出されている。