【ニューヨーク=畑中徹】米連邦エネルギー規制委員会(FERC)が英銀大手バークレイズに対し、米国西部の電力取引市場を不正に操作したとして、計4億7千万ドル(約380億円)の罰金支払いなどを勧告したことが1日、明らかになった。バークレイズは「勧告は一方的な内容だ」と反論している。
バークレイズをめぐっては、今年6月、国際的な金利の基準になっているロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を不正操作したことが発覚し、英米当局から罰金を科された。今回FERCから受けた勧告も市場操作にかかわるもので、企業風土が厳しく問われそうだ。
FERCの資料や米メディアによると、バークレイズは2006〜08年に、米カリフォルニア州などの電力の取引市場で30回以上の不正な操作をした。この不正で、ほかの電力市場参加者が被った余分な負担は総額1億4千万ドルにのぼるという。