イラン政府は、国内航空路線の一部に中東のカタール航空を就航させる方針を明らかにした。国際社会の経済制裁下にあるイランでは航空機の購入や部品調達が難しく、事故やトラブルが相次ぐ。これが、国内線の運航を外国の航空会社に任せるという異例の措置につながったようだ。
イラン道路・都市開発省のアファンディザデ副大臣は10月末、イラン学生通信に「カタール航空と合意はできている」と述べた。国内便の運航はイランの会社に限るとする法律があるが、イラン航空など国内航空会社との「共同運航便」という形にすることで実現をめざす。
運航開始の時期や路線は未定だが、「すべてのイラン国内便の3〜4割を担う方向」(カタール航空関係者)でイラン側と調整を進めている。