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【ウィーン=喜田尚】来年1月に予定されているチェコ大統領選で6日、同国籍で日本生まれの実業家トミオ・オカムラ(岡村富夫)氏(40)が立候補を届け出た。国民が初めて直接投票する大統領選への日系人の出馬が、地元で話題となっている。
日本人の父とチェコ人の母を持つ東京都出身。小学生の時に社会主義政権下のチェコスロバキアに移り住んだ。旅行業界の団体代表を務め、頻繁にテレビ出演。明快な発言に人気が集まり、早くから大統領候補に名前が挙がっていた。
10月の上院選で初当選し、政界入りすると同時に大統領選に出馬表明。立候補には、下院議員20人以上か上院議員10人以上の推薦、あるいは有権者5万人以上の署名が必要だが、同氏は1カ月で約6万1500人の署名を集めた。