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2012年11月8日12時3分

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胡理論、指導思想に格上げ 新指導部15日発足へ

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写真:活動報告を発表する胡錦濤総書記。後方右は習近平国家副主席=8日午前9時7分、北京、樫山晃生撮影拡大活動報告を発表する胡錦濤総書記。後方右は習近平国家副主席=8日午前9時7分、北京、樫山晃生撮影

 【北京=林望】中国共産党の指導部交代が行われる第18回党大会が8日、北京の人民大会堂で開幕した。胡錦濤(フーチンタオ)総書記(国家主席)が活動報告(政治報告)で、自らが提唱した政治理論「科学的発展観」を毛沢東思想やトウ小平(トウは登におおざと)理論などに並ぶ指導思想とすると宣言。2020年までに国内総生産(GDP)と国民1人あたりの収入を10年比で倍増させるとの目標を掲げた。

 胡総書記は今大会で総書記を退く見通しだが、自らの理論を歴代指導者による指導思想と同列と位置付けることで、政治的な影響力の維持を図る狙いがある。閉幕翌日の15日に開く第18期中央委員会第1回全体会議(1中全会)で政治局常務委員と政治局員のメンバーが決まり、習近平(シーチンピン)国家副主席を総書記とする新しい党指導部が発足する。

 活動報告で、胡総書記は、自らが率いた10年の成果について「小康社会(ややゆとりある社会)の実現のために確かな基盤を築いた」とし、「総合国力や国際的な競争力と影響力はさらなる大台に上った」と強調。そのうえで、「科学的発展観」について、「長期的に党が堅持すべき指導思想」と位置づけ、胡体制の成果を党の歴史に刻む姿勢を示した。

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