【ワシントン=望月洋嗣】米国防総省のリトル報道官は8日、アラビア海でイラン軍機が米無人機を攻撃したことを明らかにした。イラン軍機が米無人機を攻撃したのは初めて。攻撃は失敗し、無人機は無傷で基地に戻ったという。
報道官によると、攻撃は現地時間の1日、イラン沿岸から約30キロ離れた公海上空で起きた。通常の偵察行動中だった無人機プレデターMQ1に対し、イラン軍のスホイ25が機銃掃射をしたという。「戦争行為か」という質問に、報道官は「法的な解釈には踏み込まない」と述べ、報復についても明言を避けた。
米政府は、「公海上での偵察飛行は今後も続ける」と、イランにおける米国の利益代表であるスイスを通じて、イラン政府に伝達したという。