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【ドーハ=村山祐介】シリア反体制派の有力組織、シリア国民評議会は9日、カタールの首都ドーハで会合を開き、キリスト教徒のジョージ・サブラ氏(65)を新議長に選出した。反体制各派との間で10日、移行政府樹立に向けた統一指導部づくりの詰めの協議に臨む予定だ。
サブラ氏は議長就任直後、記者団に対し、「生き残る権利を支えて欲しい。我々には武器が必要だ」と国際社会に支援を訴えた。
サブラ氏は元共産党幹部で、政府批判などで1987年以降、計8年間投獄された。アサド政権退陣を求める反政府デモに参加したことで2度拘束され、今年に入って国外に脱出、現在はパリに住む。高校教師の傍ら、アラブ版セサミストリートの台本など子供向けの執筆活動でも知られる。