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2012年11月14日3時55分

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胡錦濤総書記、完全引退へ 江沢民氏の影響力も排除

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写真:8日、党大会の壇上で、江沢民前総書記(右)は、胡錦濤総書記に着席を促されたが、手を振って断った=樫山晃生撮影拡大8日、党大会の壇上で、江沢民前総書記(右)は、胡錦濤総書記に着席を促されたが、手を振って断った=樫山晃生撮影

写真:8日、党大会の壇上に並んだ胡錦濤総書記(左)と江沢民・前総書記=樫山晃生撮影拡大8日、党大会の壇上に並んだ胡錦濤総書記(左)と江沢民・前総書記=樫山晃生撮影

 中国共産党が11日の内部高官会議で、胡錦濤(フーチンタオ)総書記(国家主席)の「完全引退」を決めたことがわかった。開会中の第18回党大会終了後に総書記だけでなく、党中央軍事委員会主席を含めたすべての党の要職を習近平(シーチンピン)国家副主席に譲る。同時に、江沢民・前総書記ら引退した党高官の政治介入を禁じる内部規定を定め、長年続いた「長老政治」に終止符を打つための決定をした。

 複数の党関係者が明らかにした。江氏やトウ小平(トウは登におおざと)氏は党の主要ポストを退いてからも軍事委主席にはとどまり指導部人事などに介入してきた。胡氏は自ら身を引く代償に、党内人事のルールを厳格化し、「院政」を敷いてきた江氏の影響力の排除を狙ったという。

 党関係者によると、胡氏は内部会議で、完全引退の意向を表明。習氏が慰留したが、胡氏は応じなかった。(1)いかなる党高官も引退後は政治に関与をしない(2)今後、軍事委主席も含めて引退期限を巡る人事での例外を認めない、との2点を内部規定とすることを条件とし、完全引退の主張を繰り返した。これが最終的に内部会議で了承された。

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