【ニューヨーク=中井大助】米ワシントン・ポスト紙は13日、マーカス・ブロクリ編集主幹(51)が年内いっぱいで退くと発表した。後任は、デジタル対応でも知られるボストン・グローブ紙のマーティ・バロン編集長(58)をあてる。両紙は系列関係にはない。
ブロクリ氏は2008年に就任し、新聞とインターネットの双方に責任を負う初めての編集主幹として、デジタル発信などに取り組んできた。しかし、広告収入と部数の減少に直面し、同紙によると、編集局の予算などをめぐって「発行人」のキャサリン・ウェイマス氏と衝突もあった。今後は発行会社の副社長として、新メディア戦略などに取り組むという。
ブロクリ氏は現職に就く前はウォールストリート・ジャーナルの編集長を務めたが、同紙を買収したメディア王のルパート・マードック氏と衝突し、1年足らずで辞任していた。