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【霊光(韓国)=中野晃】韓国政府は16日、厳冬期に電力不足に陥るリスクが高いとして国民に緊急の節電を呼びかけた。南西部の霊光(ヨングァン)原発で11月に入り、事故や不正で6基のうち3基が稼働を止めたためだ。
金滉植(キムファンシク)首相が緊急に記者会見し、「全国民が節電に協力してこそ危機を克服できる」とし、暖房の温度を低めにすることなどを訴えた。電力確保のため「年末までに再稼働できるよう最善を尽くす」とした。
霊光原発では、過去10年に納入された5千個超の部品について品質検査の書類偽造が発覚。原子炉格納容器内で部品の亀裂も判明して3基(出力計300万キロワット)が稼働を停止。この冬の電気供給能力の3〜4%にあたる規模という。