【ニューデリー=五十嵐誠】ミャンマーの最大野党を率いるアウンサンスーチー氏は16日、訪問先のインド・ニューデリーで講演し、学生らに「ミャンマーの民主化の実現にはあなた方の支援が必要だ」と語った。
講演したのは、かつて自身が通った「レディー・シリ・ラム・カレッジ」。ミャンマーの大学が軍事政権時代に長く閉鎖されたことなどで教育水準が下がったことを念頭に、「ミャンマーの高等教育をかつてのように多くの国々の先端に立つレベルに押し上げたい」とし、協力を求めた。
スーチー氏の母親はかつて駐インド大使を務めており、1960年代前半に同カレッジで政治学を学んだ。こうした経験もあってインド独立の父ガンジーの非暴力主義思想の影響を受けたとされる。
この日は、ニューデリーでインド在住のミャンマー人とも交流した。