【プノンペン=佐々木学】東南アジア諸国連合(ASEAN)の一連の会合が16日、外相による非公式夕食会を皮切りにカンボジア・プノンペンで始まった。最終日の20日は、ASEANだけでなく、野田佳彦首相やオバマ米大統領、中国の温家宝首相ら18カ国の指導者らが参加して東アジアサミットが開かれる。
尖閣諸島や南シナ海を巡る領有権問題についての各国の対応が焦点だ。ASEANと日中印など16カ国が貿易・投資の自由化を進める「東アジアの包括的経済連携協定」(RCEP)の交渉開始に合意できるかどうかにも注目が集まる。
一方、カンボジアの人権団体や市民らは、国際会議に合わせて、政府による土地収用の問題や労働環境の改善などをアピール。政府は規制を強めており、逮捕者も出ている。