【カイロ=石合力】イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの「停戦」について、在カイロのハマス当局者は20日夜(日本時間21日未明)、アルアラビアなど複数の衛星テレビに「ハマス側の条件に対するイスラエルの回答を待っており、発表は明日以降になる」と述べた。
同当局者や在ガザのパレスチナ筋によると、エジプト政府を仲介役とする停戦交渉は20日夕の段階でイスラエル、ハマス双方が停戦に基本合意したものの「24〜48時間の停戦実施状況を見たうえで、停戦条件の詳細を詰める」とするイスラエル側と、「停戦と停戦条件の同時実施」を求めるハマス側との間で折り合わず、同日夜に予定していた発表を見送ったという。最終的に停戦を実施できるか、予断を許さない。ガザでは20日夜もイスラエル軍の攻撃が続いた。ハマス側もイスラエル領内へのロケット弾攻撃を続けた。
停戦交渉では、双方の攻撃停止に加え、ハマス側は、イスラエルによるハマス幹部暗殺の停止やガザ封鎖の解除などを条件としている。