【広州=小山謙太郎】中国浙江省の温州市郊外の農村で20日、変電所建設を巡って地元住民と治安当局の計1千人が衝突した。複数の住民によると、多数のけが人が出たらしい。
用地補償への不満や高圧電線による電磁波への不安のため、昨年から建設反対運動が起きていた。住民側が農具やビール瓶を持って工事を妨害しようとしたのに対し、約300人の警察官らが警棒や催涙弾で応戦したという。
香港の人権団体・中国人権民主化運動情報センターは、重傷者を含む約200人がけがをしたと伝えた。21日も、治安当局が現場への道路を封鎖しているという。