【バンコク=藤谷健】タイの首都バンコク中心部で24日、インラック政権の即時退陣を求める集会が開かれ、2万人が参加した。警察とにらみ合いが続き、小競り合いで負傷者が出た。主催者は同日夕、当初夜通しで25日まで続けるとしていた集会の中止を発表した。
昨年8月のインラック政権発足以来、大規模な反政府集会が開かれたのは初めて。
主催したのは、ブーンラート退役大将らが設立した王制護持を訴える団体。インラック首相の兄のタクシン元首相や支持者が王室打倒を企てていると批判していた。2008年にバンコク郊外の空港を占拠した反タクシン派団体(通称・黄シャツ)とは異なるが、その一部も合流した。