現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 国際
  3. アジア
  4. 記事
2012年11月26日16時10分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

道路真ん中に抗議の「クギ」 中国、立ち退き拒否の住宅

写真:浙江省温嶺市で立ち退きを拒んで道路の真ん中に立つ住宅=AP。ネット上で「温嶺の釘の家」として話題になっている拡大浙江省温嶺市で立ち退きを拒んで道路の真ん中に立つ住宅=AP。ネット上で「温嶺の釘の家」として話題になっている

 【上海=金順姫】中国浙江省温嶺市の道路の真ん中に5階建ての住宅が立っている様子が、中国メディアやネット上で話題になっている。道路建設をめぐる立ち退きを拒み続けるなか、周りの道路の整備が進められた。「道路に打ち込まれた釘のような家」として、写真も転載を重ねている。

 中国メディアによると、立ち退きを拒否しているのは60代の夫妻。家を建てるのに約60万元(1元=約13円)かけ、新しく建てれば約80万元かかると主張している。これに対し、提示された補償額は26万元。地元政府は補償金のほかに土地の提供などの条件も示しており、「補償条件が貧弱だとはいえない」とする。

 周囲の住民たちは立ち退きに同意して引っ越していったという。道路は駅前に通じるルートとして整備が続けられており、まだ使われていない。

 中国ではこれまで、地方政府や開発業者による立ち退きの強制がたびたび問題になった。今回、地元政府は「あくまでも自主的な引っ越しを待つ」として手荒な手段は取らないとしており、決着の行方に注目が集まっている。

PR情報
検索フォーム

おすすめ

習近平体制において、景気の減速、悪化した対日関係などにどう対処するのか。

中国が尖閣領有を公式に主張したのは1971年12月と新しい。その狙いとは何か。

歴代政権とは異なる理論武装が説得力を放つ共産党の提言。日本外交に一石を投じるか。

都、地権者、中国とのやりとりを明らかにし、決断までの動向を徹底検証する。

「風景」も検索可能に。膨大なリソースをかけるプロジェクトにはどんな狙いがあるのか。

輸入先の干ばつ被害などに左右される日本の食料事情。日本の農業政策の是非を問う。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞国際報道部 公式ツイッター