【ワシントン=山川一基】米ホワイトハウスは26日、証券取引委員会(SEC)のメアリー・シャピロ委員長が12月14日に辞任すると発表した。後任にはエリス・ウォルターSEC委員が昇格する。オバマ政権の2期目に向け、経済チームで初の人事交代となる。
シャピロ氏はリーマン・ショック直後の2009年1月に就任。金融危機への対応が遅れたと批判を受けたクリストファー・コックス前委員長の後任として、規制強化や金融大手の提訴などに取り組んだ。
ホワイトハウスは交代の理由を説明していない。ただ、最近は金融商品マネー・マーケット・ファンド(MMF)の規制改革を内部の反発で断念するなど、掌握力の低下が指摘されていた。SECによると、3年11カ月の任期は過去29人の委員長のなかで5番目の長さという。
ウォルター氏はSECでの業務が長く、米商品先物取引委員会(CFTC)や全米証券業協会(NASD)の幹部も務めた。