【ラマラ=山尾有紀恵】イスラエルのバラク国防相は26日、テルアビブで記者会見し、来年1月22日に予定されている総選挙に出馬せず、政界を引退すると発表した。次期内閣の組閣までは国防相を続ける。
バラク氏は左派労働党の党首だった2011年1月、パレスチナとの和平交渉の頓挫を受けて党内でネタニヤフ連立政権からの離脱の議論が高まった際に、自ら離党して新党「アツマウート(独立)」を結党、国防相として連立政権に残った。
アツマウートは今度の総選挙で議席を維持できるか微妙な情勢で、バラク氏の動きに注目が集まっていた。ただ、バラク氏は対イラン問題など国防の鍵を握っており、政界を引退したとしても民間大臣として入閣する可能性は残っている。