77人が犠牲になったノルウェーの連続テロで逮捕されたアンネシュ・ブレイビク容疑者(32)の精神鑑定書が29日、オスロの裁判所に提出され、7月22日の犯行時に精神障害で責任能力がなかったと結論づけられた。検察は容疑者が刑務所ではなく、精神科の治療施設に入るべきだとの見解を示した。
検察の会見によると、鑑定書は、容疑者が妄想型統合失調症を患い、「すべての思想と行動が自らの妄想で導かれた世界に生きている」と指摘した。
鑑定は、裁判所の依頼で精神科医2人が実施。法医学専門家らの委員会が内容を再検証し、裁判所が容疑者の処遇を決める。