【北京=峯村健司】中国海軍のミサイル駆逐艦などが28日、沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、西太平洋に入った。国営新華社通信は、軍内で空母のことを指す「大型水上艦艇」を護衛する訓練が目的としている。中国軍初となる空母「遼寧」(約6万7千トン)の実戦配備に向けた動きだ。
通過したのは東海艦隊(司令部・浙江省寧波)のミサイル駆逐艦の「杭州」と「寧波」のほか、フリゲート艦の「舟山」と「馬鞍山」や補給艦。艦載ヘリコプターも同行している。
防衛省によると、中国海軍の艦艇が沖縄本島〜宮古島間の海域を航行したのは、今年に入って7回目。10月16日には、駆逐艦や潜水艦救難艦など7隻が日本西端の先島諸島の接続水域内を航行したことも確認されている。