国連総会でパレスチナのオブザーバー国家格上げを採択した採決で日本は賛成した。玄葉光一郎外相は30日の記者会見で「イスラエルと将来の独立したパレスチナが平和に共存する解決を求めてきた経緯から賛成票を投じた」と説明した。
パレスチナに対し、玄葉氏は和平交渉の即時再開を要求。格上げで加盟できる国際機関が増えるため、加盟が米国などの脱退につながらないよう「慎重な検討」も求めた。日本は25日に飯村豊中東和平担当特使がアッバス議長とこうした点を協議。決議案に反対した米国とも「緊密に協議してきた」(玄葉氏)という。