【ワシントン=伊藤宏】オバマ米大統領が29日、大統領選の対立候補だった共和党のロムニー前マサチューセッツ州知事をホワイトハウスに招き、昼食を共にしながら約1時間会談した。
オバマ氏は再選を決めた直後の勝利演説で、ロムニー氏とひざを交えて米国の将来について話し合う、と公約。2人の会談は大統領選後初となる。ホワイトハウスによれば、ロムニー氏は会談で、オバマ氏の再選を祝福。両氏は、世界における米国のリーダーシップなどについて意見を交わしたという。
米経済に深刻な打撃を与える恐れがある「財政の崖」問題を回避するには、下院で過半数を握る共和党の協力が不可欠。ロムニー氏との会談で共和党との協力関係を築くきっかけにしたい、という思惑があるとみられる。