欧州では、金総書記死去後の新たな体制に対し、国際協調や核問題の解決を求める声が相次いだ。
英国のヘイグ外相は声明で、「北朝鮮国民にとってつらい時だと承知している」とした上で、「北朝鮮にとって転換点になりうる。新しい指導者が、国際社会と関わることが一般市民の生活を改善させる上で最良の展望をもたらすことを認識するよう願う」と指摘。「北朝鮮が地域の平和と安全保障に取り組み、6者協議の再開に必要な措置をとることを促す」と注文をつけた。
AFP通信によると、フランスのジュペ外相は「北朝鮮は、地球上で最後の完全に閉じられた体制だ」と指摘し、「政権移行を注意深く見守る。北朝鮮の人々がいつの日か自由を取り戻すことを期待している」と述べ、対話による核問題の解決を促した。最大野党・社会党のオランド次期大統領選候補(元党首)も声明で「北朝鮮の新しい世代の指導者は、より世界に国を開く必要性を認識し、経済・政治改革を進め、朝鮮半島の緊張緩和に貢献してほしい」と求めた。
ベスターベレ独外相は訪問先の英国で「指導者交代は地域全体の安定に重要な意味を持つとともに、北朝鮮にとっても好機だ」として、地域の平和や人権改善に取り組むよう求めた。