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食在遠近

まあるく祝う旧正月 トングランテン(韓国)

2008年02月05日

 7日は旧正月。韓国の祭事の料理に欠かせないのがチョンだ。チョンづくりは手間のかかる作業で、かつては女性たちの大仕事だった。最近は店で作ったものを持ち帰ることも多い。下町風情が残るソウルの麻浦(マポ)地区でチョン専門店を30余年切り盛りする西門正愛おばあさん(70)もこの時期、「注文が殺到しているよ」と大忙しだ。

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 具はキムチ、緑豆、タラなどさまざま。薄い衣をまぶして焼く。

 最も素朴だが味わい深いのが、直径数センチほどの円形の「トングランテン」だ。「トン」はお金を、「トングラン」は丸いを意味する言葉に近い。豆腐に野菜や肉などを加えて混ぜた「あん」を衣にからめて焼く。しょうゆなどにつけて食べる。淡泊だが、いろんな具の味がしみ出てきた。このあんをゴマの葉で包んだりトウガラシの種を抜いて詰めたりすれば、いろんなチョンに変身する。トングランテンはチョンの「基本形」だ。

 おばあさんの店では、中皿の盛り合わせが8000ウォン(約900円)。創業時に10席だった店は、おばあさんの気前の良さで今では200席に。「材料の価格は上がり続けるけど、うちはずっと同じ値段だよ」。おばあさんは今日も朝5時からあんをこねる。

【作り方】豚肉500グラム、豆腐100グラム、みじん切りのタマネギ(大さじ7)、ニンジン(同3)、ニンニクとしょうゆ、ごま油(同半分)、ネギ、塩(小さじ1)をこねる。丸く平たい形に整え小麦粉をまぶし、とき卵に浸して焼く。

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