[2010年/122分] 監督:パオロ・ヴィルズィ (Paolo Virzì)
「イタリア映画祭2009」で上映された『見わたすかぎり人生』が絶賛されたヴィルズィ監督の感動作。1971年、若くて美しいアンナは、トスカーナのリヴォルノで母親が対象のコンテストの女王に選ばれた。だが、男たちの注目を集めてしまい、嫉妬深い夫の疑惑と息子の困惑を招き、家族は危機的な状況に陥る。天真爛漫で楽観的な母とその母に反感を持つ息子の微妙な関係を、過去と現在を行きつ戻りつ笑いをちりばめて描いた本作は、本年の米アカデミー賞イタリア代表に選ばれた。
