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元祖氷河期世代が就活支援 自転車で巡回無料相談 大阪(1/2ページ)

2010年5月21日

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写真自転車で走りながら、就職活動中の学生の相談にのる田辺拓也さん=大阪市中央区、阿久沢写す

 バブル崩壊後の元祖就職氷河期の1990年代半ばに就職活動をしたキャリアコンサルタントの田辺拓也さん(37)=大阪市中央区=が、同市内のオフィス街を自転車で回りながら就活(シューカツ)生の相談に乗っている。名付けて「街角ゲリラ就活支援」。21日に発表された今春卒業の大学生の就職内定率は過去2番目に低い91.8%。氷河期の再来で企業の内定をなかなか得られず、落ち込んでいる学生を励ましたいという。

 今月中旬の昼下がり。大阪市中央区の御堂筋沿いにあるコーヒーショップの前で田辺さんは自転車を止めた。店内には、リクルートスーツを着て、企業が作成した応募用紙・エントリーシートを書くなどしていた大学生が4人。

 「何か困ってることない?」。声をかけられた男子学生はこの日朝、広島から新幹線で大阪に。化学会社の最終面接に向かう直前だった。

 「他社の受験状況を聞かれたら正直に答えていいんですか」

 「そやなあ、落ちたことはわざわざ言わんでもええで」

 隣席は京都市の女子学生。午前中に損保会社の最終面接を受け、午後からIT企業の1次面接を受けるという。

 「アルバイトの経験を話して、面接官に、社員とは仕事の厳しさが違うよ、と言われたら?」

 「言い返したいかもしれんけど、まず、にこっとわらって一拍置こうや」

 田辺さんは龍谷大学(京都市)法学部卒。96年に就職活動をした時は、最初の氷河期のど真ん中。数をこなさなければと約300社に資料を請求し、うち約120社を受験。豊富なアルバイト経験を頼りに面接を乗り切り、5社の内定を得た。翌年、大手通信会社に入社した。

 在職中、支店のマネジメントや後輩の指導に役立てようと、キャリアコンサルタントの資格をとった。昨春退社し、就職・転職支援の会社を大阪市内で立ち上げた。

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