07年の女性の正社員数は10年前よりも133万人少ない1039万人だったことが、厚生労働省の「07年版女性労働白書」でわかった。女性の雇用者全体に占める正社員の割合は12ポイント減の46.5%に落ち込んだ。男女間の賃金格差の改善ペースも以前より鈍っており、45〜54歳のフルタイム労働の女性の賃金は07年でも男性の6割未満にとどまる。
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働く女性に占めるパートの割合 |
白書によれば、15歳以上で実際に働いているか求職中の女性の数を合わせた「労働力人口」は07年で前年比0.1%増の2763万人と、4年連続で増えた。だが、労働力率(15歳以上の女性全体に占める労働力人口の割合)は48.5%と横ばいだった。
女性の正社員数は85年の994万人から97年には1172万人に増えた。だが、労働法制の規制緩和や企業の人件費節約により、契約・パート社員などに切り替える動きが加速。98年には正社員数が減少に転じた。正社員が女性の雇用者全体に占める割合についても85年の67.9%から低下が続き、03年には5割を下回った。
一方、40〜44歳男性のフルタイム労働者の給与を100とした場合の同じ年代の女性の給与は、85年の52.2が97年には60.5と8ポイント以上伸びた。だが、97〜07年の10年間は格差縮小のペースが鈍り、3ポイント増の63.5にとどまった。