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就活朝日ANAに学ぶ 就活の心得

【12】コミュニケーションは自分をオープンに(1/2ページ)

2011年3月24日

  • 文・廣嶋京子

イラストイラスト=螺旋デザイン・サチコ   ※イラストをクリックすると拡大します

 前回の面接試験でのやりとり、皆さんはどのようにお考えになりましたか?

 〈シチュエーション1〉

「お笑い番組が好きです」

 この答えは、「昨日のサッカーすごかったよね」「盆栽が好きなので盆栽番組を見ていました」という会話と似ていますね。“これでは会話ははずみません”といった意味は感じることができましたか?

 読者の方の中に、航空会社に就職したい方はいますか?

 志望動機はどのようなものですか? 飛行機や空港が好き、空が好き、子供のころの楽しい旅行の経験、パイロットやCA、グランドスタッフへの憧れ、外国へ行きたい、世界の人とふれ合いたい…そのような志望動機を持っている人を、面接官も想定しています。ですから答えが「好きなTV番組は、旅番組です」だけでは「そうでしょうね」と面接官には“普通”の印象しか残りません。普段の会話であれば「最近どんな番組をみたの?」などと相手から質問をしてくれるかもしれません。それは、相手が貴方のことをすでに知っていて、会話を楽しもうとしているからです。

 面接の場は“初対面同士”で、相手(面接官)は貴方のことを“どんな人なんだろう”という気持ちで見ています。もし「世界を巡る旅番組が好きです。最近見た、中国の地方の人々の生活にスポットをあてた番組には心を打たれました」などと答えたら、少し内容が膨らみますので、相手が興味を持ってくれるポイントが生まれると思います。

 〈シチュエーション2〉

 全く分からないこと、知らないことを聞かれたら「申し訳ございません。貴社のCSRについては勉強不足です」とまずは知識不足を認め、素直にお詫びをしましょう。しかしこのままでは相手に興味を持ってもらうことができません。もし「しかし、昨今企業はステークホルダーへの説明責任について厳しく問われているということは理解をしているつもりです」などと加えれば、次の会話が生まれやすくなりますね。

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プロフィール

上田紀子さん写真

第1回〜6回までの筆者 上田紀子 (うえだ・のりこ)

 ANAラーニング株式会社 研修事業部チームリーダー。人と接することが大好きで、どんな時にも笑顔でいられる精神力と体力には自信ありと客室乗務員を志望。ANAが国際線に就航した当初からパイオニアの1人としてフライトをする。またインストラクターとして日本人・外国人客室乗務員の育成訓練に携わる。各国の飲食文化に興味を持ち、シニアソムリエ・ビアテースター・テーブルマナー講師など飲食系資格を取得。ファーストクラスにてお客様へご提供するワインの選定に携わる。1児の母。

廣嶋京子さん写真

第7回〜12回までの筆者 廣嶋京子 (ひろしま・きょうこ)

 ANAラーニング株式会社 研修事業部チームリーダー。バブル期ANA入社。国内線チーフパーサーとして乗務をしながら、日々の後輩育成、客室部門の課題解決に取り組みつつ、現制服誕生までのプロジェクトメンバーや羽田空港VIPルーム担当となり今に至る。大阪に単身赴任だった父を訪ね、初めて1人で飛行機に乗った際、手荷物を持って走ってくれたスタッフや幼い自分を気遣ってくれた客室乗務員に心を打たれ憧れを抱く。入社後、お客様と仲間から教えてもらったこと、経験したことのすべてが今の私の大切な宝物。

(関連リンク:ANAラーニング

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