春山満さん
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筋ジストロフィーの発症を知っても、結婚の意志はまったく揺るがなかったという妻の由子さんと。「満さんと結婚したら、きっと面白い人生になると思ったんです。想像以上でしたね(笑)」。
――力強い言葉をありがとうございます。最後に、就活生にひとこと
僕は、20代は大いなる練習時間でいいと思っています。1年や2年、失敗したって何てことない。自己責任で、時間を大切に生きれば、失敗もすべて人生の肥やしになります。逆に、評論して、分析して、被害者になった時間は、まったくの無駄。30歳くらいまで転職を重ねた後、ある日心にコツンと響くものがあって「おれはこの道で、立ち上がろうかな」と。これが孔子の「三十にして立つ」(論語)です。しっかり立ち上がるのではなく恐る恐る、志を持ち始めること。そして「四十にして惑わず」。やっぱりこの道だと心を決め、「五十にして天命を知る」…。このように人生は連続した大きな流れだと知れば、就活とか婚活とか、一括りにされて恐怖商法に引っかかることもなくなります。1度きりの人生。他人が用意したレールに乗ることほど、ばかばかしいことはない。自分で切り拓いた道なら、デコボコもまた楽しいものです。
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はるやま・みつる 株式会社ハンディネットワーク インターナショナル(大阪府箕面市)代表取締役。1954年生まれ。24歳より進行性筋ジストロフィーを発症、首から下は動かない。1991年同社設立。独自の視点と着眼で、オリジナル商品の開発や大手医療法人・企業等のコンサルティングなど幅広く活躍。2003年、米国ビジネスウィーク誌にて『アジアの星』25人に選出される。2005年、オリックス不動産(株)と共同出資で、高齢者住宅運営会社オリックス・リビング(株)を設立。2007年、財団法人国家基本問題研究所評議員就任。2008年、ハワイシニアライフ協会名誉理事就任。
(関連リンク:株式会社ハンディネットワーク インターナショナル)
編集プロダクションで百貨店の情報誌やカタログを作成していましたが妊娠を機に退社。2男1女出産後、「就活」するも再就職は未だ成らず、万年就活中のフリーライターです。地域情報紙や介護雑誌などに、インタビューや介護・医療問題について執筆中。いまの関心事は「地域で幸せな死を迎えるには」「きもの暮らし」。