「就活に効く?映画」もとうとう最終回を迎えました。最後に選んだのは、「森崎書店の日々」。恋と仕事を失った女性が、叔父が神保町で経営する古書店に住み込み、本や人々とのふれあいの中で癒やされていく様子をおだやかに描いた映画です。全国の劇場で公開中です。詳しくは、公式サイトをご覧ください。(就活朝日編集スタッフ・梶川祐子)
この映画が最終回のお題に決まった時、わたしは、神保町の近くの予備校で過ごした1年間について書くつもりでした。高校時代は理系の学部を志望していましたが、数学が苦手で受験に失敗。浪人し予備校に通ううちに「自分は理系に向いていない」と悟り、文系に転じました。その経験から、「うまくいかない時には、立ち止まって自分を見つめ直してみよう。もっといい別の道が見つかるかもしれないから」というようなことを書くつもりでした。
しかし、いざ手をつけようとしたその時期に、東日本大震災が襲ってきました。
刻々と報道される衝撃的な光景、そして被災者の方々の想像するにあまりある苦痛。無事だった人々にとっても、世界観が変わるほどの衝撃だったと思います。わたし自身、被災しなかったものの頭が真っ白になって、この原稿でみなさまに何を伝えればいいのか分からなくなってしまいました。被災地のみなさまにとっては、「立ち止まって自分を見つめ直す」どころの事態ではないでしょうから。

9月12日生まれ。おとめ座、A型。
大阪出身の香川育ち。現在大阪で活動中。螺旋デザイン
所属、主にデザインとイラストを担当。
ネコとウィスキーが大好きで、アメリカンカール♂・チンチラ♀と同居中。