早くも不況で、就職氷河期の再来「第2ロストジェネレーション」が生まれるのではないかと不安が広がっている。親としては気がもめるところだが、就活は本人に任せ、親の出る幕ではないと静観しているひとも多いのではないだろうか。じつはわたしもそうだったが、昨年、長女の就活に伴走し、大学、企業、親たちから取材し、さまがわりした就活状況を知って、親が理解し支援してあげることがとても大切だと気づいた。
まず就活が長く苦しいものになっている。このことを、しっかり理解してあげたい。2008年は好景気でひとり2社以上の内定があったといわれるが、長女も友人たちも就活はそうラクではなかった。内定を獲得した会社の何十倍ものたくさんの企業に早くからトライして、落ちまくって、ようやく手に入れた内定だったのである。
昨今の就活は大学3年秋から始まり4年卒業までつづく。企業によっては2回募集するところもある。通年採用の企業もあるから、短かい学生でも3、4か月、半年以上就活しているのがふつうである。
パソコンで資料請求から始まり、履歴書や各社仕様の志望動機を書かせるエントリーシートの提出、適性検査などの筆記試験があり、面接も数回に及ぶ。それも集団面接やグループワークなど、さまざまなやり方で行われ、なかなか内定が出ない。
51年静岡県生まれ。フリーランスライター。
14年間の出版社勤務をへて88年からフリーに。女性が働くこと、子育て、教育を中心に執筆している。〔詳細〕