「飛鳥美人」などの国宝壁画修復に向け昨年、石室が解体された奈良県明日香村の高松塚古墳(特別史跡、7世紀末〜8世紀初め)で26日、同古墳を保護するため設置されていた覆い屋の撤去作業がほぼ終わり、3年ぶりに墳丘が姿を現した。文化庁は今後、周囲を発掘調査し、年明けから表面に芝生を植えるなどの仮整備を進める。
覆い屋は高さ約17メートル、幅約19メートル、奥行き約24メートルで、05年9月に設置された。昨年8月に石室解体が終わり、今月から撤去作業を進めていた。墳丘の表面は樹木が抜かれ、地肌がむき出しになっているため、当面は防水シートで覆って保護する。