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「江戸前」落語、良い刺激

2007年06月26日

 繁昌亭に、ここのところ東京の落語家の来演が相次いでいる。6月3日から5日間夜席で続いた、桂あやめ落語家25周年「五日のあやめ」では、2日目に春風亭昇太、3日目に講釈の神田山陽がゲスト出演した。いずれも関西弁とは異なったテンポの早い江戸前の口調に、若いお客さんたちは酔いしれた。

 8日昼席は、柳家花緑の筆頭弟子初花が二番目に出演、知ったかぶりの男が登場するおなじみの「やかん」を演じた。初花の出演は1日だけだったが、1週間近く楽屋にずっと出入りし、大阪の落語家たちの振る舞いを間近に見続けていた。

 17日夜席に出た古今亭朝太が高座のマクラでしゃべっていたが、東京の落語界で繁昌亭が話題になっていて、出演すると芸仲間たちから感想を尋ねまわられるそうだ。上方落語界も東京の落語家たちから芸の上で刺激を受けていることは確かで、良い意味での東西交流がこのまま続いていくことを願いたい。

 さて7月3日夜席は、今春真打に昇進した東京の三笑亭夢花がトリで出演する。和歌山出身の夢花を、高校の先輩でもある桂枝曾丸、桂文福ら同郷の落語家たちが一堂に会して祝う「夢花と和歌山の仲間たち」の会である。(恩田雅和)

■7月2日〜8日の予定

◆昼席(午後1時、2500円)福団治、文太(5日のみ)、きん枝、春雨、文昇、小染、福若、遊喬、三幸、タグリィー・マロン(マジック)、翁家勝丸(太神楽)ら

◆夜席(午後5時、2500円)

【2日】(昼席出演者)

【3日】夢花と和歌山の仲間たち 夢花、文福、三歩、枝曾丸、まめだ、千田やすし(腹話術)

【4日】平成創作落語の会 福笑、仁智、三風、そめすけ、歌之助=午後6時半、3千円。三友事務所(06・6374・0114)

【5日】ラクゴレンジャー 吉弥、都んぼ、かい枝、文鹿、三金=午後6時半

【6日】染丸ワイワイ一座「艶笑噺大会」 染丸、春若、米平、卯三郎、姉様キングス=午後6時半、3千円。林染会(06・6388・8714)

【7日】銀瓶・由瓶兄弟会 午後6時。松竹芸能(06・6649・8640)

【8日】雀三郎・出丸ふたり会 午後5時半。

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