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高松塚の飛鳥美人、まずは村民に 初の公開始まる

2008年04月25日

 奈良県明日香村の高松塚古墳(特別史跡、7世紀末〜8世紀初め)の極彩色壁画(国宝)の公開が25日、村民を対象に村内の修理施設で始まった。1972年の発見以来、公開は初めて。午前中は幼稚園児や小中学生約450人が、「飛鳥美人」と呼ばれる女子群像や、玄武などを描いた壁画と対面した。

写真高松塚古墳の壁画を見学に訪れた明日香村の子どもたち=25日午前、奈良県明日香村、高橋一徳撮影
写真女子群像(右手前)などを見学する明日香小の児童たち=25日午前、奈良県明日香村、代表撮影

 壁画はカビなどで劣化したため07年4〜8月に石室を解体して取り出された。古墳の北西約500メートルにある修理施設に上向きに置かれ、修理に向けた調査が進む。保存上の配慮から、ガラス窓越しの見学となった。文化庁は「少しでも見えやすいように」と、通路にスロープ(高さ30センチ)を設けた。午後からは事前に応募した村民が見学。公開は27日までで、全村民の約4分の1にあたる約1500人が訪れる見込み。

 今回の公開は同庁、同村などの主催。村民以外も対象とする一般公開(応募制、先着順)は5月31日〜6月8日にある。同庁は応募数を公表していないが、すでに相当数が寄せられているという。

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