教え子の女児に乱暴したなどとして、強姦(ごうかん)、同未遂、強制わいせつ罪に問われた広島県三原市中之町3丁目、元小学校教諭森田直樹被告(42)=懲戒免職=の初公判が16日、広島地裁(奥田哲也裁判長)であり、森田被告は起訴事実を全面的に認めた。森田被告は、校舎内で同様の犯行を繰り返していたとみられ、広島地検は追起訴する方針。
検察側が被害者保護のための配慮を裁判所に申し出たため、起訴状や冒頭陳述で女児の名前や年齢などは読み上げられなかった。
起訴状などによると、森田被告は03年11月29日午後3時45分ごろ、三原市内の小学校舎で、教え子の女児の服を脱がせるなどし、その様子をビデオカメラで撮影したとされる。04年5月29日午後4時40分ごろには、校舎内で同じ女児に性的暴行を加えようとし、約10分後には別の女児に性的暴行を加え、その様子を撮影したなどとされる。
検察側は冒頭陳述で、森田被告が被害女児に「言うとおりにせんかったら、勉強を教えない。無視する」などと口止めし、実際に授業中に無視する態度をとったと指摘。被害女児が、今でもカメラのシャッター音を聞いただけで思い出し、苦しんでいることを明らかにした。