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島根大生、石見銀山の岩盤遺構をハンマーで割り持ち帰る

2008年10月10日

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写真学生が持ち帰った岩石=島根県大田市役所

 島根大(松江市)は10日、総合理工学部4年の男子学生(22)が、世界遺産で国史跡の石見銀山遺跡(島根県大田市)内の遺構や岩石をたたき割り、卒業論文の研究試料として無許可で採取していたと発表した。文化庁記念物課の担当者は「文化財保護法違反に当たる行為で誠に遺憾」と話している。

 大学や大田市によると、学生は岩石の年代測定などの研究のため、9月9日と16日に1人で遺跡内に入った。坑道入り口付近の約20センチ角の岩石や、銀精錬の作業場だった岩盤遺構などをハンマーでたたき割って観察し、拳ほどの大きさに割れた計6個の石を持ち帰った。

 岩盤遺構が欠けているのを市職員が発見。学生が目撃されていたことから大学に問い合わせて判明した。学生は「問題ないと思っていた。認識が甘かった」と話しているという。

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