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東横イン元社長「穴掘ってアスファルトで埋めては」発言(1/2ページ)

2008年11月15日

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 硫化水素が発生した松江市のホテル「東横イン松江駅前」の廃材不法投棄事件で、逮捕された東横イン(東京都)元社長の西田憲正容疑者(62)が系列会社の取締役会で「現場に穴を掘って捨て、アスファルトで埋めては」と発言し、不法投棄を具体的に指示していたことが島根県警への取材でわかった。松江地検は14日、西田元社長を廃棄物処理法違反の罪で起訴した。

 県警などによると、ホテルの内装工事を請け負い、不法投棄を実行した系列会社「東横システム電建」(東京都大田区)の04年10月1日の取締役会で、同社副社長だった清原良昭被告(64)=同罪で公判中=が経費削減策として産廃処理の問題を提起。同社会長だった西田元社長は「現場に穴を掘って産廃を捨て、最後にアスファルトで埋めるというのを試してみてはどうだろうか」と発言したという。

 議事録には当時同社の副社長だった重田訓矩(くにのり)・東横イン社長ら出席者約20人の名前があった。県警によると、西田元社長の発言に対し異論は出なかったという。

 また、県警によると、西田元社長は同月24日、東横システム電建の現場責任者だった岡島弘幸被告(44)=同=がホテルの地下配管室に廃材を投棄することへの了承を求めた電子メールに、「投棄するのはコンクリートなどにして腐るようなものを入れてはならない」という趣旨の返信をしていた。

 県警は議事録や部下との電子メールの内容などから、西田元社長が不法投棄の方針を示し、部下が地下配管室への投棄を具体化した組織ぐるみの犯行だったとみている。ほかのホテルで不法投棄した可能性も含め慎重に調べる。

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