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都市再生機構の造成地で基準超す鉛・ベンゼン 大阪

2007年03月08日

 都市再生機構は8日、大阪府南部の造成地(4.5ヘクタール)の地中から、土壌汚染対策法基準の5倍にあたる鉛、52倍のベンゼンが検出された、と発表した。「覆土が十分で、地下水への影響もなく、健康被害の心配はない」としている。

 関係者によると、大阪府富田林市にある造成地とみられる。問題の造成地は、機構の前身である旧日本住宅公団が74〜76年、山や谷を埋め立てて造成。その後、工事は中断したが、03年になって造成工事を再開した。14地点でボーリング調査をしたところ、地下3〜8メートル付近で、鉛やベンゼンを含んだ土砂が見つかった。

 調査結果は、鉛の基準(土壌含有量1キログラム当たり150ミリグラム以下)に対し、170〜790ミリグラム。発がん物質とされるベンゼンは、基準(土壌溶出量1リットル当たり0.01ミリグラム以下)を超える0.52ミリグラムを検出した。近隣の地下水や暗渠(あんきょ)排水の鉛、ベンゼンは基準以下だった。

 汚染土壌は、盛り土材に混じった一般ごみが原因で、鉛は乾電池やガラスに、ベンゼンは防腐剤用のコールタールに含まれていたとみられる。

 同機構は4月にも有識者による土壌対策等技術検討委員会をつくり、封じ込めなどの対策を検討する。

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