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大阪モノレール彩都線、19日に延伸 二つの新駅開業

2007年03月10日

 「関西最後の大規模ニュータウン」として大阪府北部に建設されている「彩都」に大阪モノレール彩都線が19日、延伸する。二つの新駅開業を前に10日、彩都開発にかかわる企業関係者らを招いて試乗会が行われた。この地域は、人口こそ順調に増加してきたが、企業の進出はいま一つ伸び悩む。関係者は「延伸で利便性が高まれば住民が増え、企業も集まってくる」と期待を寄せる。

図  

 午前10時25分、4両編成のモノレールは、万博記念公園駅を静かに出発した。豊川駅にさしかかると、高層マンションや戸建ての住宅が並ぶ彩都が見えてくる。軌道から18メートル下には畑が広がる。山並みが近づき、勾配(こうばい)をゆっくりとのぼっていく。約10分後、モノレールは造成中の住宅地を見ながら彩都西駅にすべりこんだ。駅前には真新しいマンション。山すそには立地が決まっていない更地やクレーンが稼働中の土地が広がる。

 彩都線は大阪空港(大阪府豊中市)―門真市を運行する大阪モノレールの支線で、98年10月に万博記念公園―阪大病院前2.6キロが開業した。着工から10年、総事業費約300億円をかけ、今回4.2キロ延伸して豊川、彩都西の2駅が開業する。事業費は彩都を開発する企業と府が負担した。

 朝夕のラッシュ時には彩都西―千里中央駅間が直通運転され、大阪市中心部まで約40分で行けるようになる。大阪モノレールを運行する第三セクター「大阪高速鉄道」は、豊川、彩都西両駅の1日の利用客数の採算ラインを計3300人とし、両駅での1日の乗降客数計4千人を目指す。

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