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現役キャビンアテンダントが英語接客術 京都に教室設立

2007年03月10日

 現役の客室乗務員らが英語での接客術を教えます――。欧州系の航空会社に勤務する神服(はっとり)佐知子さん(32)=京都市在住=がこのほど、ホテルや飲食店で働く接客のプロたちを対象にした英会話教室を設立した。名付けて「国際コミュニケーション専門店」。他の教室とは異なり、機上経験などを生かし、客とのやり取りや交渉ですぐに使える会話力の育成を目指す。(湯地正裕)

写真営業マンに、外国人に売り込む会話術を教える神服佐知子さん(左)。企業への出張授業の一コマだ=フォーシーズインターナショナル提供

 神服さんはこれまでに全日本空輸など数社で勤め、機上経験は8年に及ぶ。自身の体験から「教科書通りの英会話では、お客にいい印象は与えられない」と感じ、実践的に学べる場を提供しようと思い立った。

 昨年秋から出張授業を始め、2月末に貯金300万円を資本金にあてて会社化した。講師は知り合いなどから28人を集めた。現役を含む客室乗務の経験者が9人おり、ほかは通訳者や外国人だ。

 すでに、京都を中心にホテルや観光業など7社と契約。個人向けでも25人近い生徒を抱えている。神服さんの場合、1カ月で10日近くは関西空港―欧州間の便に乗り込むが、日本にいる間、先生になる。

 授業で既存の教材はほとんど使わない。業界ごとに、起こりそうな場面を想定する。例えばホテルの従業員には、外国人客がクレームをつけた時「相手への共感が示せているか」「おわびの言葉が入っているか」などを日本人客との心理面での違いも含めて教える。

 ジェスチャーや文化的な考え方の違い、どんなタブーがあるかも盛り込む。神服さんは「言葉尻や話すタイミングで印象は変わる。日本人が陥りやすい失敗もある。相手につまらないと思われない会話術を伝えたい」と話す。

 問い合わせは「フォーシーズインターナショナル」(京都市、075・463・7361)へ。

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