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放火で共済金詐取の元消防士長に懲役9年 大津地裁判決

2008年05月09日

 母親宅に放火し、火災共済金約1500万円をだまし取ったとして、現住建造物等放火と詐欺の罪に問われた大津市消防局の元消防士長、内田昌幸被告(45)=滋賀県高島市新旭町旭2丁目=の判決公判が9日、大津地裁であった。坪井祐子裁判長は「消防職員としての専門知識を悪用し、事前に燃焼実験をするなど計画的で巧妙な犯行だ」と述べ、懲役9年(求刑懲役12年)を言い渡した。

 判決によると、内田被告は07年9月3日、同市新旭町熊野本の母親宅2階の壁にライターで火をつけ、木造2階建て住宅の一部約40平方メートルを焼損させ、失火を装って共済組合から火災共済金計約1500万円を詐取した。判決は「電気プラグからの自然発火に見せかけるため、犯行の1カ月以上前からライターオイルを使った燃焼実験をしていた」と指摘した。

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