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松原でタクシー運転手大けが 強盗殺人未遂か、男逃走

2009年1月5日

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 5日午前4時50分ごろ、大阪府松原市三宅中8丁目の路上で乗客の男から「金を出せ」と脅されたと、タクシー会社「国際興業大阪」(大阪市東淀川区)の運転手、野沢俊樹さん(61)=松原市天美西1丁目=から110番通報があった。府警松原署員らが駆けつけたところ、野沢さんは首の右側などを切られ大けが。命に別条はないという。売上金など現金数万円が奪われているといい、府警は強盗殺人未遂事件とみて男の行方を追っている。

 12月末には、兵庫県稲美町と大阪府東大阪市でタクシー運転手が殺害され現金を奪われる事件が発生している。いずれも首を切りつける手口で、特に東大阪の現場は今回の現場から約12キロと近く、府警は関連を調べている。

 捜査1課の松原署捜査本部の調べでは、野沢さんは5日午前4時45分ごろ、客として乗せた男に「そこに止めろ」と指示され、現場に停車した直後、背後からナイフのようなものを突きつけられ「金を出せ」と脅されたという。男は首の右側1カ所を切りつけ、現金を奪って徒歩で逃走した。凶器は見つかっていない。

 男は40〜50歳くらいで、グレーの帽子をかぶっていたという。現場近くの防犯カメラにタクシーから逃走する男の映像が記録されており、捜査本部は映像の解析を進めている。

 野沢さんは自分の携帯電話で110番通報。発見時、野沢さんはシートベルトをしており、運転席側のドアが開き、足だけを外に出した状態で見つかった。野沢さんは男ともみ合いになったといい「ナイフで首を切られて、相手からそのナイフをとろうとした際に手も切った」と説明したという。

 国際興業大阪によると、乗車記録などでは、男は5日午前4時40分ごろ、事件現場の北約2・3キロの大阪市平野区の瓜破(うりわり)交差点付近を走行していた野沢さんの車を止め、乗車してきたという。野沢さんは4日午前9時から5日午前4時ごろまでの勤務予定で、売り上げは約6万1千円だったという。

 現場は近鉄南大阪線河内松原駅の北約2キロで、工場などが立ち並ぶ一帯。

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