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同一犯強まる、ともに平野区から乗車 タクシー強盗(1/2ページ)

2009年1月6日

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 大阪府松原市で5日未明、タクシー運転手の野沢俊樹さん(61)が乗客の男に首などを切りつけられ売上金などが奪われた事件と、同府東大阪市の路上で12月29日夜に発生したとみられるタクシー運転手強盗殺人事件が、いずれも最後の客が大阪市平野区の内環状線沿い付近で乗車していたことが、府警への取材でわかった。府警は同一犯の可能性が高いとみている。

 また、捜査1課の松原署捜査本部によると、5日の松原の事件直後、中年の男が北方向に走り去る映像が現場近くの防犯カメラに記録されていたことも判明。調べによると、逃げた男は40〜50歳で身長170センチ前後、がっしりした体形で、灰色の帽子に黒いジャンパーを着ており、防犯ビデオの男は、これと年齢や着衣がよく似ているという。捜査本部は映像の解析を急いでいる。

 捜査本部や野沢さんが所属するタクシー会社「国際興業大阪」によると、男は乗車した際、「松原の方に行ってくれ」と指示。「コンビニに用事があるので、そこの路側帯に止めてくれ」「連れがもう1人乗る」と停車させた直後、刃物を突きつけたという。また、現場から北約200メートルの駐車場と西約100メートルの路上からは、血の付いた軍手が片方ずつ落ちているのが発見され、府警は事件との関連を調べている。

 男は野沢さんが手渡した売上金約2万5千円を奪い、野沢さんの首の右側3カ所を切りつけたという。ダッシュボード近くに置いてあった小銭の一部もなくなっていた。

 松原の事件では、最後の客が大阪市平野区の内環状線に交わる瓜破(うりわり)交差点付近で「流し」のタクシーを止めて乗車したことが分かっている。東大阪の事件も、同区北部の内環状線沿いから「流し」に乗車したことが府警の調べで判明。さらに、東大阪の事件でも運転手が首の右側を切りつけられていたほか、ダッシュボードや運転席周辺の小銭入れが物色され、徒歩で逃走する映像が防犯カメラに記録されており、府警は手口が極めてよく似ているとみている。

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